前から日記というか このブログみたいな、思った事を書いたりするのは紙にやっていて、一年前と二年前の2月のページを読み返した。前の私はこんなこと考えてたなあとしんみりしたのと、日記に書いてあった精神面でのこうなりたいという目標が結構達成できていて、気づかぬ内に、てのが最近身にしみる。

こうやってブログに文章を書くようになったのは人に見せる見られることが怖くないというか嫌ではなくなってきたからだと思う。流石に自分の精神面のこととかはノートにつけてるものの、どうにでもなれというか 半ば投げやりなのか、それとも自分の中身に対しての自己愛が下がったから公開できるのかもしれない。

 

何かを残しておく、というのは何だろう。絵を描いたり日記をつけたり写真を撮ったりする。大切なものはしまっておくし、寝床や家、帰る場所を作る。今日、金属トレイを両手で洗ってシンクに焦げを落とした映像も、冷蔵庫に手を置いてぼーっとしたときに感じた気持ちも、その瞬間にしかなくて過去のことになってしまった。生きていて切り取っておきたかった一瞬は数えられないくらいあるのに、何かとても素敵な物事や感情が長く続いていくことはなくのっぺりした背景にポツポツきらめくように散りばめられている。今までの人生の夢を見るなら、大きく輝く太陽も黄金の城もなくて、夜の砂漠にいるだけだなと思う。

私はよく物を捨てるのだけど、捨ててしまって暫くして後悔することもたまにあって、そういうのが嫌で物をあんまり持ちたくないからまた捨てていく。死ぬなら全部燃やして残したくない。誰かが作ったものに感情を乗せて塗って人が集めることは何か不思議だと思う。

ものに人の気持ちが宿ることは暖かくも切なくも感じる。きっとものは過去を表しているみたいだからだ。人から何かを貰えばそんな気持ちを請け負うことになる。なるべく自分で買ったもので部屋を埋めてしまいたい。